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シーズン終了 真
先日、私が敬愛するプロバスケットチーム「Los angeles LAKERS」の今シーズンが終了した話はしましたが、そのLAKERSが所属するNBAの今シーズンの全日程が終了しました。つまり、優勝チームが決定しました。
LAKERSをカンファレンスセミファイナルでスウィープした「DALLAS MAVERICKS」です!さすが、我がチームに勝っただけのことはある!ということで、LAKERSは実質的には準優勝!と考えていいのでは?と都合よく考えていますが、いかがなもんでしょう?
今回のFINAL(決勝戦)なんですが、2006年のFINALと同じ対戦でした。しかし、その時はMAVERICKS(MAVS)が今回の相手でもある、Miami HEATに敗退しました。よって、今回はリベンジということでした。おめでとう!
当時とはメンバーが違うので、チームとしてのリベンジというより、エースの「ダーク・ノビツキー」のリベンジだったと考えています。
この、ノビツキーですが、アメリカ人ではありません。ドイツ人です。現在、確か32歳ですが、かなり年季の入った顔をしています。あ、そういえば俺より年下?だな。
身長が213cmもあるんですが、欧州出身者らしく、ミドルレンジ〜3ポイントまで、シュートが大変上手で、かつて、オールスターの「3Pコンテスト」にも出た事があります。(優勝したかどうかは忘れましたが)
今回のFINALでも大活躍で、MVPを獲得したようです。
私、毎回思うのですが、このNBAのFINAL、エースプレーヤーが何らかのアクシデントに見舞われると、そのチームが優勝する!というような気がします。
昨年優勝の我がLAKERSですが、エースの「コービ・ブライアント」腰痛に悩まされつつ、利き手の指を骨折したままの優勝でした。体中ボロボロだったのをよく覚えています。
その前に優勝したBoston CELTICSの「P・ピアース」も相手選手との接触で一度ロッカーまで戻って治療を受けた後に再度コートに戻って大活躍しました。
10年以上前になりますが、かの「M・ジョーダン」も39度の高熱を発しながらの優勝で3年連続優勝を2回、合計6回の優勝を果たし、歴史に名を刻んでいます。
優勝するチームのエースには必ず何らかの障害が存在し、それを乗り越える事でチームの結束と覚悟が決まる!みたいな!
逆に言えば、プレーオフ近くにエースが負傷したチームは優勝する!とも言えますね。だから、今回もノビツキ―が負傷した時点で勝敗は決まっていたのかもしれません。
話は戻りますが、優勝した「MAVS」なんですが、どんなメンバーが居るか、どんなチームかを、もう少しだけ語らせてください。ホントに少しだけ。
このチーム、オーナーが、「マーク・キューバン」さんと言って、若いんですが、いわゆるIT長者という人で、チームを買って以来、金や国籍にはこだわらず、イロイロな人材をチームに迎えて来ました。そのため、一時期は「多国籍軍」とも呼ばれていました。その最たる例がドイツの「ノビツキー」です。
ノビツキーのエースたる由縁は、その勝負強さです。特に第4Qの活躍は目を見張るものがあります。213cmの長身からのフェイドアウェイは、事実上ブロック不可能だと言われています。かつて、ブロック不可能と言われた「KA・ジャバー」のスカイフックを彷彿とさせるプレーです。とにかくシュート自体が上手いので止められないんです。
ベテランPGの「ジェイソン・キッド」。オールスターにも何度も出場している名選手なのですが、残念ながら優勝経験はありませんでした。もう38歳になります。彼を初めて見た時に、久しぶりにアシストだけでNBAを生きて行ける選手が現れたと感じたくらいに、ボール捌きが巧みな選手でした。確か、歴代アシスト数は2位だったと記憶しています。優勝を一番喜んでいるのは、多分彼だろうと思います。過去に2度ファイナルに出場しながら、優勝できなかったからです。3度目の正直ってやつです。
今シーズンからの新加入の動けるセンター「タイソン・チャンドラー」オフェンス中心のMAVSにディフェンスの核になるために入団したセブンフッター!個人的には大好きなタイプの選手で、動けて、ハートのあるセンターです。
「ショーン・マリオン」、PHOENIX SUNS時代にはオールスターにも何度か出たことのあるスター選手なのですが、少しプレースタイルが変わっていて、正直、何でシュートが入るのか解らないくらい変則的なフォームなんだけど、何故か安定感が抜群の頼れるフォワード。ランニングゲームが得意なアスレチック能力に長けた選手。
このチームの本当の核だと思われるのが、「ジェイソン・テリー」2年前の6thマン賞受賞者で、ノビツキーに次ぐ2番目の得点源。彼のような選手がベンチから出てくるというのは驚異的な事です。いつ出てきても一定の活躍が期待できる選手で、心臓が強い。顔はいつも眠そうな目をしています。
そのほかにもベンチの層が厚く、そのあたりがMiami HEATとの戦力差かな?と思っています。
久しぶりに長いブログになりました。来年はLAKERSの戦力紹介をしたいもんです。
- 2011.06.20
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